犬訓練士M氏との面接
ヒトロクマルマル
元警察犬訓練士のM氏との面接がいよいよ本日の16:00に我が自宅前集合で設定された。
毎朝決まった時間に迎えにくるとの契約なのでその場所と個体識別確認のためだろう。
ミニバンからおもむろに出てきたM氏は上下迷彩服で如何にもそれらしき風貌をしていた。
これでサングラスをしていたら敬礼せずにはいられない独特の雰囲気をまとっている。
流石に何事かと察したお向かいの偵察部K氏がいつもの如くゴミ拾いを装い出てきたが、ろくな調査もできず早々に退散する。
肝心のムースの反応は、全力を尽くして3回吠えた。が、クンクンとM氏の太ももあたりを確かめるや否や見たこともない後退りをみせた。
なんということだろう。登場して5分も経たずに2人(1人と一匹)を尻込みをさせたのだ。
入る、ジャーマン・シェパード・ドッグ
1通りムースを眺め、一二、三の質問をしたM氏は「まあ、時間は要するかもしれませんがやってみましょう。」とムースの訓練を引き受けてくれた。
そして、深く頷き「見てもらうのが早いかと思い連れてきているのです。」と促すように真っ白いバンに向かってつかつかと歩き出した。
今正に訓練中のジャーマン・シェパード・ドッグがバンの後部座席に気配すら感じさせず息を殺して待機していたのだ。
ボールを左手に、リードを右手に構えて歩くM氏の太ももに顎を巻きつけるようにピタリとくっつきながら歩く訓練犬を私は驚きの目で見つめるしかなかった。
あずける想い
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リスト
- 最初はリード必須
- 飼い主としての心構え
- 可能であれば毎日の訓練